「しんぶん赤旗」2013/06/07
あみの目平和行進
実行委員会総会開く
 長崎市の「あみの目平和行進実行委員会」は4日、総会を同市で開きました。

 毎年7月に実施しているあみの目平和行進は28回目。「網の目」のように市内を行進、子どもたちと平和を考える機会としています。

 渕上剛幸実行委員長は、日本政府が核兵器不使用の共同声明に署名しなかったことを批判。「日本政府の態度に怒りを覚える。『核の傘』と『核抑止力』に起因するものでそれでは平和は守れない。地域の隅々からあみの目平和行進を進めていきたい」とのべました。

 参加者30人のうち、8人は「高校生1万人署名活動実行委員会」のメンバー。高校生の代表が「累計100万人に向けて頑張りたい」とのべました。

 大塚孝裕事務局長は、核兵器全面禁止のアピール署名と募金活動にそれぞれの校区で取り組むことを訴え、「核兵器廃絶とともに憲法と福島原発の問題をしっかりと考えていこう」と呼びかけました。