「しんぶん赤旗」2013/05/22
運動で核兵器全面禁止を
長崎県原水協が総会開く
 長崎県原水協は11日、2013年定期総会を長崎市で開きました。

 長崎被災協の山田拓民事務局長は743人分の核兵器全面禁止のアピール署名を届けるとともに、あいさつ。集団訴訟和解後も続く不誠実な原爆症認定審査を批判し、「国として申し訳なかったと償いをすべきだ」と訴えました。

 日本原水協事務局次長の土田弥生氏が講演。「国連でも圧倒的多数の国が核兵器をなくそうとしており、核兵器全面禁止の機が熟している」とのべ、運動の重要性を強調。@被爆者を支えるA自治体との連携を強めるB専門家との協力を強める―の3点が大事だとして「核兵器全面禁止の強いメッセージを長崎から発する世界大会にしよう」と呼びかけました。