「しんぶん赤旗」2013/05/20
憲法守る、この党こそ
高橋・仁比氏がよびかけ
 日本共産党長崎県委員会は19日、高橋ちづ子衆院議員を迎えた演説会を長崎市の公会堂で開きました。

 高橋氏は、日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)の「慰安婦制度」肯定発言を批判。自民党・安倍晋三首相も同じ立場で「そのような歴史認識で憲法を変えようとしている。『憲法守れ』の声に応えられるのは日本共産党だけです」と呼びかけました。

 高橋氏は「アベノミクスはほんの一部の輸出大企業の利益しか上がらない」とし、賃上げの必要を強調。環太平洋連携協定(TPP)や原発問題でも実例を示し、「原発再稼働はありえない」と訴えました。

 仁比そうへい参院比例候補は、生活困窮者を救った事例を紹介し「追い打ちをかける消費税増税はもってのほか」と訴えました。

 原口敏彦参院長崎選挙区候補は決意を述べました。

 長崎市の田上富久市長と南島原市の藤原米幸市長からメッセージが寄せられました。

 参加した時津町の男性(41)は「TPP、原発などの具体的な実例を聞き、親身になって聞いてくれるのは共産党だと改めて感じました」と述べました。