「しんぶん赤旗」2013/05/02
長崎実行委員会総会
世界大会へ決意 「核廃絶の世論広く」
 原水爆禁止2013年世界大会・国民平和大行進長崎実行委員会は27日、総会を長崎市で開きました。

 代表委員の菅政和氏は基調提案で「核兵器の非人道性」を指摘した共同声明に日本が賛同しなかったことにふれ、「核兵器の使用を認める被爆国にあるまじき恥ずべき態度」と批判しました。

 県原水協の佐藤澄人事務局長は「日本政府に核兵器全面禁止のための決断と行動を求める意見書」を首長や自治体の議長に届ける運動を提案。市原水協の大塚孝裕事務局長は「すべての自治体で平和行進を実施し、核兵器廃絶の世論を広げていきたい」と話しました。

 実行委員の大矢正人氏は「核兵器廃絶には国際世論も必要だが、被爆地から変えていかなければならない。次世代への脅威を取り除く責務を負っており、力を尽くしていく必要がある」と訴えました。