「しんぶん赤旗」2013/05/02
実習生支援を
メーデー長崎集会
 長崎市のメーデー長崎集会には約610人が参加しました。

 リレートークでは、島原市の縫製工場で働いていた中国人実習生5人が起こした「朋友・島原中国人縫製実習生裁判」の支援アピールがありました。訴訟は、研修名目で最低賃金を無視するなどの奴隷労働に従事させられたとして損害賠償を求め、3月4日に勝訴、福岡高裁でたたかいが続いています。

 魚住昭三弁護士は新たにバングラデシュ人の事件も長崎で起こったと報告、「外国人実習生の不当労働は、最低賃金制の破壊では共通問題。みなさんの生活と賃金を守るためにたたかいはこれからも続く」と訴えました。