「しんぶん赤旗」2013/05/01
「燃油高騰倍近い」
漁民が原口候補に訴え
 日本共産党の原口敏彦参院長崎選挙区候補は4月29日、長崎市茂木町の漁民を訪ねて懇談しました。

 懇談は、「アベノミクス」によって急激な円安がつくり出されて燃油価格が高騰し、26日に小型イカ釣り漁船のいっせい休漁に追い込まれたことから実情を調査する目的で行われました。

 はえ縄漁を営む浜浦貞喜(さだき)さん(62)は「リーマンショック以前は50〜60円台だった軽油の価格が徐々に引き上がり、今では101円と、倍近くになっている」と言います。「水揚げも減り、大変苦しい。全盛期は1000万円あった収入が、今は400万円程度。せめて燃料費の補助があれば」と切実な実情を話しました。

 原口氏が「日本共産党も国会で緊急対策を求めている」と話すと、浜浦さんは「自民党は昔とちっとも変わらない。金持ちばかりが得をする政治よりも、自分たち庶民の生活をよくしてほしい」と語りました。