「しんぶん赤旗」2013/03/30
賃上げ・雇用アピール広く
経営者協会と懇談 原口候補県人事委とも
 日本共産党長崎県委員会は26日、賃上げアピールをめぐり県人事委員会事務局、経営者協会と懇談しました。原口敏彦参院長崎選挙区候補・堀江ひとみ県議・柴田勇輝常任委員が訪問。人事委は久保眞一郎職員課長、経営者協会は白石幸男専務理事が応対しました。

 懇談では、賃金引き上げと雇用の拡大がデフレ不況克服の決定的カギであり、今春闘でも一時金の満額回答や大幅アップの流れとなっていることが共通の認識となりました。

 経営者協会の白石氏は、県内で賃上げの動きもあるが、一時金だけでなく基本賃金引き上げが重要で今の政府の経済政策に期待していることを語りました。

 雇用問題は、離島でとくに深刻で青年の県外流出に歯止めがかからない状況に憂慮を示しました。

 人事委に党側は、人事委勧告が県職員だけでなく県内の市町・企業に大きな影響があることを踏まえた対応を要請。正規職員だけでなく非正規職員の劣悪な賃金・労働条件改善につながる勧告を求めました。