「しんぶん赤旗」2013/02/22
住宅リフォーム助成継続
長崎市が党地区委の予算要求に回答
 長崎市の田上富久市長は19日、来年度も住宅リフォーム助成制度を継続することを表明しました。日本共産党長崎県南部地区委員会(牧山隆地区委員長)が昨年12月に提出した予算要求に回答したものです。

 牧山氏は「消費税増税や生活保護の引き下げを狙う国の悪政のもとで、市民のくらしを守る市政運営をお願いしたい。公共事業も、新幹線のような大型事業ではなく、学校の改修や福祉施設の増設など地域に密着したものを」と求めました。

 核兵器廃絶の取り組みに関して牧山氏は「北朝鮮の核実験は許されない。核兵器廃絶に向けた国際世論が広がる中で、被爆都市・長崎の果たす役割は非常に大きい」と要請。田上市長は「核兵器廃絶に向けた長崎市の取り組みは、市民社会に対する責任だと思っている。ともに運動を進めていきたい」と答えました。