「しんぶん赤旗」2013/02/17
核兵器全面禁止のアピール署名
県原水協が2周年の集い
 長崎県原水協は16日、「核兵器全面禁止のアピール署名」2周年の集いを長崎市で開き、108人が参加しました。

 「アピール署名」は、2011年2月15日に発表され、核兵器廃絶運動の中心的役割を担っています。今回の集会は運動の現状を報告し、さらなる運動の前進を決意するものです。

 県原水協の大矢正人代表理事は「北朝鮮の核実験は認めることはできない。核実験を止めるためには、署名が重要な取り組みとなる」とあいさつしました。

 長崎被災協の谷口稜曄会長と山田拓民事務局長があいさつしました。

 日本原水協の澤田昭二代表理事が「核兵器のない世界へ・非核平和の日本―ヒロシマ・ナガサキ・フクシマから学ぶ」と題して講演しました。澤田氏は「私たちの運動で核兵器をなくすという世論が世界的に高まった」とのべ、署名の結集が世論を変えていくことを強調しました。

 田上富久長崎市長、核兵器廃絶地球市民長崎集会実行委員長の朝長万左男氏、平和活動支援センターの平野伸人氏からメッセージが寄せられました。

 北朝鮮の核実験に対する抗議決議が読み上げられました。