「しんぶん赤旗」2013/01/03
「被爆地から平和守る声を」
長崎原水協
 長崎原水協は2日、「核兵器全面禁止のアピール」署名に15人で取り組み、約1時間で署名125人分が寄せられました。毎年1月2日に行われているもので、新年を迎えて最初の署名活動です。

 署名に応じた会社員の女性(35)は「昨年末の総選挙で自民党の議席が多数を占め、平和を脅かす不穏な動きがある。核兵器廃絶の声を署名への協力で少しでも届けてほしい」とのべました。

 長崎原水協の大塚孝裕事務局長は「安倍政権の誕生により、核廃絶や憲法9条を守ろうという声が政治に反映されにくくなった。しかし、平和を求める声は世界の流れであり、例年にも増して被爆地から平和を守る声を上げていきたい」と今年の決意を語りました。