「しんぶん赤旗」2012/12/18
福祉・雇用など予算要望
長崎市長に共産党南部地区委員会

 日本共産党長崎県南部地区委員会は17日、福祉や医療、教育など市民からの要求を15項目にまとめた2013年度予算要望を長崎市に提出しました。

 牧山隆地区委員長と前市議の内田隆英、中西敦信、津村国弘の3氏が出席。牧山氏は田上富久市長に要望書を手渡し、「自治体の基本は住民の幸せにある」と市民の要求実現を強く求めました。

 内田氏は、高すぎて払えない介護保険料や国保料の実態にふれ、引き下げを要求しました。津村氏は「憲法を変え、戦争のできる国にしようとの動きがある。平和憲法を守る姿勢を貫いてほしい」と求めました。牧山氏は青年の雇用と労働条件を改善する必要性を訴えました。

 田上市長は、財政状況が厳しいとしつつも、「暮らしの分野にも力を入れていきたい」と回答。平和問題については「しっかりやっていかなければならない」とのべました。