「しんぶん赤旗」2012/11/24
不要な大型開発批判
長崎県議会会計決算 堀江県議が反対討論

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 長崎県議会は20日、2011年度一般会計決算と各特別会計決算を賛成多数で認定しました。日本共産党の堀江ひとみ議員が反対討論しました。

 堀江県議は、臨海埋立地の魚市跡地への県庁舎新築移転計画について、津波や液状化など不安と疑問の声が出ているとして計画の見直しを求めました。長崎「新幹線」建設費39億526万円については「地域公共交通の充実に予算を使うべきだ」、石木ダムの9040万円には「県民の税金を推進のためだけに使うな。佐世保市の水は足りている」と、それぞれ指摘。諫早湾干拓関連事業54億円については「開門期日が13カ月後に迫っている。開門を前提として、営農・漁業・防災を両立させる立場に知事と県議会はかじを切り替えるべきだ」と要望しました。

 堀江県議は「不要・不急の大型公共事業を見直し、医療や教育、生活密着型公共事業を」と提案しました。