「しんぶん赤旗」2012/11/22
核兵器保有正当化の石原暴言
被爆地抗議「撤回を」

　日本維新の会の石原慎太郎代表が核兵器保有を正当化する発言をしたことについて被爆地で怒りが広がっています。日本共産党の牧山隆衆院長崎１区候補と堀江ひとみ県議は２１日、長崎市の被爆遺構の「一本柱鳥居」前で抗議の街頭宣伝をしました。

　牧山候補は「核兵器保有を正当化する政治家に日本の将来を託す訳にはいかない。被爆地長崎から被爆者と力を合わせて核兵器をなくすために力を尽くしたい」と訴えました。

　長崎原爆被災者協議会（被災協）の山田拓民事務局長は「核攻撃を受けた唯一の国の国政に携わろうとする人の発言かと、核兵器被害の実態を知っている人間として憤りを抑えられない。被災協はこれまで選挙で意見を表明しなかったが、核兵器・原発なくせでは一致している。これに逆行する動きには断固阻む立場で意思統一したい」とのべました。