「しんぶん赤旗」2012/11/03
即時原発ゼロ同じ
長崎・被爆者3団体と党県委員会懇談

 日本共産党長崎県委員会と同南部地区委員会は2日、長崎原爆被災者協議会(被災協)など被爆者3団体を訪問し、提言「『即時原発ゼロ』の実現を」を手渡し懇談しました。

 被災協には、山下満昭県委員長、中西敦信前市議、牧山隆衆院長崎1区候補が訪問。谷口稜嘩会長、山田拓民事務局長と懇談しました。谷口氏は「原発はただちに廃止せよという立場だ」と説明、共産党の提言に賛同しました。谷口氏は、放射能で亡くなった人の数の公表がないとして政府の姿勢に疑問を呈しました。

 被爆者連絡協議会と長崎被爆者手帳友愛会も訪問。長崎被爆者手帳友愛会では、中島正コ会長と懇談しました。中島氏は「100%安全でなければ、原子力は使ってはならない」として、福島原発事故以前でも原発の危険性を追及すべきだったと反省点をあげ、「政党のことだけ考える政党が多い。日本の将来のことを考えて政治をしてほしい。共産党には頑張ってほしい」と激励しました。