「しんぶん赤旗」2012/10/20
武装パレード・模擬戦に抗議
党大村市委員会
 日本共産党長崎県大村市委員会は16日、自衛隊大村駐屯地に対し武装パレードと模擬戦の計画に抗議、中止を申し入れました。

 武装パレードと模擬戦は、同駐屯地の創立記念日に合わせて20・21の両日に行われる予定です。

 同駐屯地は「パレードは日頃の訓練の披露」としていますが、市民を威嚇(いかく)する銃をかざした完全武装で、市外から戦車まで運んできてパレードします。模擬戦では、駐屯地のグラウンドでヘリコプターの離発着訓練も実施。大砲の発射音やヘリの低空飛行による騒音に、周辺住民から「戦争中を思い出す」との声が上がっています。

 申し入れは、久野正義委員長ら5人が同駐屯地を訪れ、平和な街で戦争を連想する行為に市民は強い違和感を抱いるとして、中止を求める抗議文を手渡し、市民を威圧する異様な行進をやめるよう訴えました。