「しんぶん赤旗」2012/09/16
陸自 商店街で武装パレード
佐世保平和委員会・原水協が抗議

 陸上自衛隊相浦駐屯地(長崎県佐世保市)は15日昼、市民でにぎわう同市四ケ町(よんかちょう)アーケードで武装パレードを強行しました。佐世保市の平和委員会と原水協は抗議の声を上げました。

 武装パレードは、市政施行100周年記念行事の一環として2002年から始まり、翌年から小銃や機関銃を携行した完全武装にエスカレートしました。

 この日、自衛隊員約160人は迷彩服姿に銃を携え行進。戦争さながらの姿に商店街は異様な雰囲気に包まれました。

 抗議行動には約30人が参加。佐世保原水協の山下千秋理事長(日本共産党佐世保市議)は「武装した姿を市民に誇示するもので許されない」と訴えました。グアム、テニアンで現在行われている自衛隊と米軍との共同訓練にふれ、「米軍を守る自衛隊を誰も市民は望んでいない」とのべました。

 日本共産党の石川悟衆院長崎4区候補(党北部地区委員長)も抗議行動に参加しました。


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