「しんぶん赤旗」2012/08/29
仲間へ思い 共同墓所に
長崎年金者組合

 年金者組合長崎共同墓所管理運営委員会は25日、長崎県西彼杵郡時津町で共同墓所「永遠(とわ)の郷(さと)」の落成式を行いました。

 共同墓所は、年金者組合長崎支部の組合員から「お墓参りが困難になってきた」「お墓をつくるのにも多額の費用がかかる」などの墓に関する悩みが出され、検討の末、建設が実現したものです。原則として年金者組合員とその家族が対象で生前予約制。組合員の共同出資により、低価格で入れる施設として運営されます。

 落成式は澄み渡る快晴の下で行われました。運営委員会の中村俊之会長は、共同墓所建設に至る経緯を説明し、「組合員の福利厚生を目的としてつくられました。墓碑銘は『ありがとう仲間たち いしずえの碑』としています」とあいさつしました。入所者代表として峰松巳氏が「永遠の郷を希望の郷にして生きていきたい」とのべました。

 読経と献花が行われ、最初の納骨がなされました。