「しんぶん赤旗」2012/08/16
にぎやかに悼む
長崎市で精霊流し

 夏の風物詩である精霊流し(しょうろうながし)が15日、長崎市で行われました。精霊流しは、盆提灯(ちょうちん)や造花などで彩られた精霊船を大勢で動かし、故人の死を悼む仏教の行事です。

 爆竹の爆発と鉦(しょう)の音が鳴らされ、かけ声による喧騒(けんそう)の中で精霊船を押して進みました。

 街頭で祈る人の姿もあり、多くの人が身内の死を受け止める情景が見られました。最後は、精霊船を燃やして故人を追悼しました。