消費税増税に反対
原発再稼働に抗議・撤回を求める
意見書を提出

南島原市議会

 長崎県南島原市議会は27日、消費税増税に反対する意見書と原発再稼働決定に強く抗議し、撤回を求める意見書を提出しました。この意見書は、議会で日本共産党が提起し、採決し、賛成多数で可決されたものです。

 消費税増税反対の意見書は、政府の行う「社会保障と税の一体改革」に対し、「消費が落ち込み、経済が悪化する」と指摘。「消費税は逆進性の強い税で中小業者は消費税の転嫁ができず、国民の5割から6割が反対している」と強調し、「富裕層と大企業に応分の負担を求めるべきで、国民の所得を増やすことによって社会保障の充実も財政危機打開もできる」と求めています。

 原発再稼働抗議・撤回の意見書は、関西電力・大飯原発再稼働に対し、「事故原因の究明がなされていない」と批判。福島原発の被害の甚大さを強調し、「このような事態を二度と繰り返してはならない。原発再稼働決定に強く抗議し、撤回を求める。原発ゼロの決断で自然エネルギーへの転換を推進すべき」と求めています。