「しんぶん赤旗」2012/6/3
被爆地から"原発ゼロ”
長崎市 小池政策委員長迎え演説会

  日本共産党長崎県委員会は2日、小池晃政策委員長を迎えた演説会を長崎市の長崎市民会館で開きました。一般紙での初の広告紹介に、「新聞を見ました。参加したい」と電話での問いあわせもあった演説会。数十人の青年など多くの参加者がつめかけました。

 小池氏は、「財界いいなりの政治をやめさせ、消費税増税をストップさせよう」と訴えました。佐世保など米軍基地や環太平洋連携協定(TPP)の問題にふれ、「アメリカいいなり政治」の根源にある日米安保条約をなくせばどういう展望が開かれるかを解明。参加者は衆院九州・沖縄比例ブロックで2議席をとの訴えにひときわ大きな拍手でこたえました。
 
 田村貴昭衆院九州・沖縄ブロック比例候補は、「ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキに加え、ノーモア・フクシマも訴えたい」とのべ、原発から自然エネルギーの道に進んでいこうと呼びかけました。

 牧山隆衆院長崎1区候補、石川悟4区候補が「長崎から日本を変える」と決意に力を込めました。仁比聡平参院比例候補は、「日本共産党に入って一緒に力を合わせてほしい」と呼びかけました。

 中村法道知事の初めてのメッセージが紹介され、石木ダム建設絶対反対同盟の岩下和雄会長があいさつしました。

 はじめて参加した31歳の男性は「国民の関心がある問題ばかりで聞き応えのある演説会でした。共産党を応援したい」とのべました。