「しんぶん赤旗」2012/04/24
世界大会長崎実行委員会
核兵器廃絶へ
世界でも変化

 原水爆禁止2012年世界大会長崎実行委員会は21日、総会を長崎市で開き、約50人が参加しました。

 世界大会運営委員会の高草木博代表が「核兵器禁止条約を求める世界の動きと日本の運動」と題し講演。「世界は人々の行動によって変化している」と原水協の署名の意義を指摘するとともに、国際司法裁判所のウィラマントリー氏の「核兵器の違法性を確認するためには、それが人間に何をしたかを見ればいい。抑止力論など他の一切を検討する必要はない」との主張を紹介。広島・長崎に起こったことを直視することのみで核廃絶の理由になると強調しました。

 総会で、県原水協の片山明吉代表理事は、広島大会への代表派遣に力を入れる方針を提起。市原水協の大塚孝裕事務局長は、市内で行っている網の目平和行進の取り組み強化にふれ、「子どもたちの参加を」と訴えました。