「しんぶん赤旗」2012/04/14
開門を一日も早く
諫早堤防15年 党長崎県委員会、声明

 1997年4月14日の国営諫早湾干拓事業(諫早市)堤防閉め切りから15年にあたって日本共産党長崎県委員会は、有明海の深刻な漁業被害と漁民の窮状打開のためには開門先送りは許されないとして1日も早い開門実現を求める声明を発表しました。

 声明は「国は福岡高裁判決の命じた常時開門を実施して違法状態を解決する義務があるが、開門を遅らせる不誠実な対応を続けている」と指摘。一方、中村法道知事の道理のない開門反対のかたくなな態度にふれ、「問題解決の重大な障害」と批判し、国・県・関係者による協議での開門実現を求めています。

 入植者の選定をめぐる県議会百条委員会の調査で引き続き真相究明に尽力することを表明しました。

(↓下の画像をクリックすると「声明全文」がPDFファイルで開きます)