「しんぶん赤旗」2012/03/31
がれき処理で長崎市に要請
党南部地区委員会

 日本共産党長崎県南部地区委員会は28日、東日本大震災で発生したがれきの処理について長崎市に申し入れました。

 牧山隆(地区委員長)、内田隆英、中西敦信、中田剛、津村国弘の前市議5氏が、樫山敏徳環境部長に会い、@国に基準値の見直しや放射線レベルの測定と結果の公開、安全確保のルールづくりなどを要求するA市が判断する場合は、国の態度を見極め、市民の納得と合意を得る―の2点を求めました。

 樫山氏は「市も国に基準値見直しなどの回答を求めたが、納得のいくものではなかった。受け入れにあたっては、安全性の確認と市民の理解を優先する」と回答。津村氏が「がれき処理は必要だが、放射能汚染の懸念もある。市でも基準を厳格にすべきだ」とのべると、樫山氏は「安全を確保するよう対応していきたい」とのべました。