「しんぶん赤旗」2012/03/11
新システムで現場に負担増
長崎・保育士ら集い

 「子ども・子育て新システム学習会」が9日、長崎市であり、保育士や子育て世代の保護者ら約40人が参加しました。長崎の保育を充実する会、長崎保育ネットワーク、長崎市従組保育所支部の共催。

 長崎大学教育学部の小西祐馬准教授が講演。新システムについて「保育現場の負担増を招く可能性が高く、問題が多い」と指摘。「約1300億円程度を保育所新設費用に回せば、新システムを導入せずとも事足りる」とのべました。

 参加者から「新システムは良質な保育への具体性がなく、子ども目線がない」「貧困化で共働きが増え、待機児童増大につながる。貧困をなくすべきだ」との意見が出ました。