「しんぶん赤旗」2012/02/17
公共サービス守り隊を結成
長崎市で集会
 県民の安全・安心と公共サービスを守る長崎実行委員会(公共サービス守り隊)は10日、結成集会を長崎市で開きました。

 加盟団体は、長崎県労連、長崎自治労連、県国公、建交労長崎県本部、県生公連。政府の進める「地域主権改革」を阻止し、地域住民の福祉と公共サービスを守ることを目的としています。

 隊長は県労連の塩塚二朗議長、副隊長は建交労の飯田彰吾氏が務めます。

 約50人が参加。塩塚氏は「自己責任・自己負担の日本にする地域主権改革を世論の力で阻止しよう」とのべました。

 国家公務員労働組合九州ブロック協議会の中島清文事務局次長が「『地域主権改革』『道州制』は国民の暮らしを切り捨てる!」と題して講演。国と地方の役割において道州制モデルを紹介し、「小さな自治体にいくほど負担が増える」と指摘しました。「保育、医療、教育、介護などが切り捨てられる問題があり、国民・住民の生活へプラスにならない」と訴えました。