「しんぶん赤旗」2012/02/14
歴史に学び憲法守る
「建国記念の日」各地で考える
 長崎県靖国法案阻止共闘会議(ヤスクニ共闘)は11日、「2・11『靖国』と『侵略』を考える市民のつどい」を長崎市で開きました。

 靖国問題キリスト者連絡会議・銀屋町教会牧師の原和人氏が「宗教史におけるヤスクニ」と題して講演。国家神道が「『教育勅語』と『大日本帝国憲法』を教義とし、宗教で国民を統一するためにつくられた」と指摘。「信仰心の有無を問わず、国民全員を信者とするもので、信教の自由を完全に無視している。宗教の要件を満たしておらず、宗教史の観点から宗教と認められない」と批判し、「何かの『ために』ではなく、誰かと『ともに』生きるのが宗教」と訴えました。