「しんぶん赤旗」2012/1/28
子に安心残したい 
長崎・原発ゼロ連絡会結成

  原発ゼロをめざす長崎連絡会(原発ゼロ連絡会)は24日、結成総会を長崎市内で開きました。

 84人が参加。代表世話人の一人、前田保子さん(新日本婦人の会・長崎県本部会長)は「子や孫たちの世代が安心して暮らせる世界にしたい」とのべました。
 事務局長の山口喜久雄さんは結成までの経緯を報告。昨年11月13日の「さよなら原発福岡集会」を紹介し、原発ゼロの運動の状況を説明するとともに、3月11日の長崎での集会までに、街頭宣伝行動や学習会、玄海原発訴訟の呼びかけと支援を進める運動方針を提起しました。

 総会後、長崎大学環境科学部の冨塚明准教授が「『原子力』に頼らない社会を展望して」を講演。原発の本質的な欠陥として@強制冷却の必要性A必ずプルトニウムが生まれるB連続運転できないC電気になるのは約3割D放射性廃棄物の行き場がない―をあげ、再生可能エネルギーの将来性に有効性を示しました。