「しんぶん赤旗」2011/12/22
核兵器廃絶に希望 
被爆者に年末見舞金 原水協

長崎県原水協は21日、長崎市内の原爆ホーム「恵の丘」と原爆病院を訪れ、被爆者に見舞金を贈りました。
 毎年行っており、見舞金は施設拡充などに使われています。

 県原水協の佐藤澄人事務局長と新日本婦人の会県本部の前田保子さんが「恵の丘」を訪問すると、被爆者らが笑顔で迎えました。佐藤さんらが、全国から寄せられた募金を見舞金として渡しました。

 被爆者は「東日本大震災があって大変な年でしたが、来年は災害のない良い年になりますよう願います」とあいさつし、手作りのお菓子とぬいぐるみを訪問者に手渡しました。

 懇談で、堤房代施設長は「核兵器廃絶への動きがあるのは、私たちにとって希望です」とのべました。
 原爆病院では、朝長万左男院長に見舞金を手渡しました。