「しんぶん赤旗」2011/12/17
長崎市民の要求実現を 
14項目共産党が市長要請

  日本共産党長崎県南部地区委員会は15日、地区内の各支部からの要望をまとめた来年度予算編成に対する要求を、長崎市に申し入れました。

 牧山隆(南部地区委員長)、内田隆英、中西敦信、津村国弘の前長崎市議4氏をはじめ8人が出席。牧山地区委員長が要求書を田上富久市長に手渡しました。
 介護制度や福祉、医療や国保制度、教育、青年の雇用と労働条件などの市民の生活にかかわる14項目の改善を求めました。

 市民からの要求として、住宅リフォーム助成制度の来年度継続実施、路面電車の長崎市北部への延伸、滑石トンネルや畝刈トンネルが暗い問題などの改善を求めました。

 津村氏は、県保険医協会が発表した約1万3000人分の「黒い雨」のデータの存在にふれ、市に公開を求めるよう強く要求しました。

 田上市長は「財政難のため、あれもこれも予算をつけられない。状況を見ながらまちづくりと福祉を進めていきたい」とのべました。