「しんぶん赤旗」2011/11/9
TPP阻止へ 
県下145カ所で宣伝 署名や団体訪問も

 東京・武道館での全国集会に呼応し、日本共産党長崎県委員会と各地区委員会は、県内全域で145回のTPP反対の宣伝を行い、合わせてビラ配布、署名、団体訪問などに奮闘しました。

 長崎市内では、南部地区委員会の内田隆英前長崎市議と県委員会の石丸完治農漁民部長が市民に訴えました。内田氏は「野田佳彦首相は国民に内容を知らせずにTPP交渉に参加しようとしています。国民の声を聞く姿勢がなく、アメリカと財界言いなりの内閣です」と批判しました。

 市内に住む75歳の男性は「ほとんどの国民が知らないことをいいことに、とんでもない売国の協定を結ぼうとしている。『交渉に参加するだけ』というごまかしはおかしい」と怒りの声を上げました。

 また、午後からは15人が参加し、中心部の鉄橋で、ビラを配布しながらTPP反対を訴え、署名を呼び掛けました。1時間で112人が署名に応じました。
  佐世保市では山下千秋市議や党支部が市役所前や各所で、訴え。 松浦市の安江結子市議は、市内9カ所で街頭から訴え。その後、JA松浦センター長と懇談しました(写真)。

 その他、諫早市、大村市、雲仙市、南島原市、平戸市、五島市、川棚町、新上五島町でも地方議員らが「TPP反対を」と街頭から訴えると共に、各種団体を訪問、懇談しました。