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長崎くんち 今年の注目はコッコデショ
秋の伝統行事・長崎くんちが7日早朝、秋晴れの下で始まりました。
前日(まえび)は諏訪神社での奉納踊りとお下り、庭先回りと続きました。
1634年に遊女2人が諏訪神社で謡曲「小舞」を奉納したことが長崎くんちの始まりとされています。以来、江戸時代から豪華絢爛(けんらん)な祭礼として評判になりました。
奉納踊りは、国指定重要無形民俗文化財に指定されています。
今年注目の演し物(だしもの)は7年に1回しか行われない樺島町(踊町の一つ)の「コッコデショ(太鼓山)」。
太鼓を乗せた総重量約1dものみこしを放り上げて片手でぴたりと受け止めるさまが見物客を魅了。歓声があがりました。
長崎くんちは中日を挟み、後日(あとび)である9日のお上りまでにぎわいます。 |