「しんぶん赤旗」2011/10/07
核兵器廃絶へ長崎市で署名 
被爆体験語る人も

  「核兵器全面禁止のアピール署名」ナガサキ実行委員会は2日、長崎市松山町の平和公園で核兵器廃絶署名に取り組み、95人分の署名が寄せられました。

 14人が参加。長崎被災協の山田拓民事務局長が被爆体験を語ると、観光客らは熱心に耳を傾けていました。

 平和公園周辺で観光ガイドをしている80歳の男性が署名に応じ、長崎で2人しか生存していない「爆心地から1・1キロ地点」での被爆体験を参加者らに語りました。

 署名した女性(33)は「多くの日本の若者たちに核兵器の恐ろしさを知ってもらい、後の世代に伝えていってほしい」と話しました。