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じん肺根絶へ集会
県・市、医師会に要請
建設や造船で発生する粉じん被害の根絶をめざす「なくせじん肺全国キャラバン」長崎実行委員会は11日、長崎市内で長崎行動の決起集会を開きました。
約50人が参加。長崎地区労の加世田和志書記長は、あいさつで福島第1原発事故にふれ、「原発問題も含めて、今回集まった人々とたたかっていきたい」とのべました。
長崎実行委員会の村里正昭実行委員長は、じん肺・アスベスト問題を国民的課題であると訴え、「東京の集結行動、国会への請願へとつなげていきたい」とのべました。
三菱下関造船じん肺・アスベスト訴訟原告団・弁護団と大阪じん肺・アスベスト弁護団からメッセージが寄せられ、それぞれの訴訟の状況と報告が伝えられました。運動の前進と連帯の強化を促す言葉から、参加者らはさらなる団結の意志を固めました。
同日、キャラバンの代表が長崎市と県、長崎県医師会に要請行動を行い、被害者救済を訴えました。 |