「しんぶん赤旗」2011/9/17
野球賭博の元市職員が社協会長に 
南部地区委が申し入れ

 日本共産党長崎県南部地区委員会は13日、清潔公正な市政運営を求め、長崎市に申し入れました。

 昨年10月に「野球賭博」にかかわり辞職した前代表監査委員を市が社会福祉協議会の理事に推薦し、会長に就任したことが12日に分かり申し入れました。

 議員との飲食を禁止している指針を知っていながら議員と飲食をともにし、野球賭博を行った当時の代表監査委員の行為は市民から厳しい批判を受けました。日本共産党は、昨年12月定例市議会一般質問で「野球賭博問題」を取り上げ、再発防止を強く求めていました。

 申し入れたのは、牧山隆(南部地区委員長)、内田隆英、津村国弘、中西敦信の前長崎市議4氏。
 津村氏は「元市職員の再出発の機会がなぜ、市が補助金を出している社会福祉協議会の理事・会長なのか」と指摘。4氏が、市民の前に経緯を明らかにするよう求めると、市担当者は「田上富久市長に伝える」とのべました。