「社会的包摂」でつながりを 
長崎市で母親大会開催

p 長崎県母親大会実行委員会は11日、2011県母親大会を長崎市内で開きました。

 反貧困ネットワーク事務局長の湯浅誠氏が「貧困なくし、人間らしく生きられる社会を」の題で講演。

 東日本大震災からの復興過程から誰一人取りこぼさない、「社会的包摂(ほうせつ)」という考え方を提示し、つながりとコミュニティをつくることの大切さを主張しました。

 被災地での仮設住宅に最後に残るのは、地域や人とのつながりのない本当に困っている人であると指摘しました。
 参加者から「人間らしく生きられる社会づくりのヒントをもらった」との感想が寄せられました。