「しんぶん赤旗」2011/9/11
	商店街を武装行進 　陸自に住民ら抗議　佐世保 　長崎県佐世保市の陸上自衛隊相浦駐屯地は１０日、同市四ケ町アーケードで武装パレードを強行しました。 　５日にパレード中止を申し入れていた原水協と平和委員会は抗議行動をしました。 　陸上自衛隊のパレードは、市政施行１００周年記念行事の一環として２００２年から始まり、０３年から小銃や機関銃を携行した武装パレードとなりました。 　この日、約２００人の自衛隊員が迷彩服に完全武装して行進。東日本大震災の「災害支援」に従事した自衛隊員らを先頭にして市民にアピールしました。 　抗議行動には３０人が参加。日本共産党の山下千秋佐世保市議（佐世保市原水協理事長）は「市民生活の中心で武装を誇示する暴挙は許されない。出兵していく姿を思い起こさせます」と訴えました。 　県平和委員会の畑田三郎さん（７０）は「武器を携行した自衛隊員に恐怖と威圧を感じ、異様なものものしい印象を受けました」とのべました。