「しんぶん赤旗」2011/9/9
現地実行委が世界大会を総括

 原水爆禁止2011年世界大会長崎実行委員会は7日、長崎市内で世界大会を総括する会議を開きました。35人が参加。

 長崎民医連の菅政和氏があいさつで、被爆者・山口仙二さんのもとを訪問したときの話をしました。

 県原水協の片山明吉代表理事は「NPT(核拡散防止条約)再検討会議を経て、次のステップを踏み出す大会でした」とのべ、東日本大震災と福島第1原発事故の影響で海外代表の多くが参加をためらう状況で行われた大会であったと報告しました。

 片山氏は、偏った報道を行うマスコミを批判。「核兵器廃絶の本流の動きを世界に知らせるべきです。今後も核兵器廃絶と原発問題を大きな柱として活動を続けていきます」とのべました。