「しんぶん赤旗」2011/8/7
国民平和大行進が到着 
爆心地公園で終結集会

  2011年原水爆禁止国民平和大行進(広島―長崎コース)は6日、長崎市松山町の爆心地公園に到着し、終結集会を開きました。

  長崎原爆資料館の中村明俊館長と長崎原爆被災者協議会(長崎被災協)の山田拓民事務局長が歓迎のあいさつをし、田上富久長崎市長と中村法道長崎県知事からのメッセージが紹介されました。

 広島から長崎まで通し行進をした五十嵐成臣さん(67)=東京・東大和原水協=は「核兵器廃絶が実現可能になろうとする時代に、歩けたことを誇りに感じました」と語りました。

 原水爆禁止世界大会に参加するため長崎を訪れた小松原大輔さん(25)=姫路民商事務局員=は「核を軍事から転用した原発の事故で平和に対する思いをより強くし、原発問題に一石を投じる意味で歩きました」と長崎市・日見公園から歩いた感想をのべました。