「しんぶん赤旗」2011/7/28
非核の政府へ 長崎の会総会

 非核の政府を求める長崎県民の会は26日、長崎市で第24回総会を開きました。

 これまでの非核の政府を求める運動のほかに、原発撤退を求める運動を方針に取り入れることを明記しました。

 中村尚達代表常任世話人はあいさつで福島の原発事故にふれ、「原発と人間は共存できないという思いは、核兵器と人間が共存できない思いと同じ」とのべました。

 坂本洋氏(玄海原発対策住民会議前会長)が「『玄海原子力発電所』現地からの報告」と題して講演。
 発マネーによって地元が振り回され、人心が荒廃した実態や「安全神話」に浸りきった九州電力の体質や原発の危険を詳述し、九電の「やらせメール」を暴いた「しんぶん赤旗」報道が再稼働の流れを止めたことを指摘しました。