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宝の海を取り返そう
有明訴訟団が集会
「よみがえれ!有明訴訟」の原告・弁護団は3日、長崎県諫早市内で諫早湾干拓事業の潮受け堤防排水門の早期開門をめざす諫早集会を開き、98人が参加しました。
諫早干拓をめぐる有明沿岸4県の漁民らの裁判で、福岡高裁は昨年12月6日、国に開門を命じる判決を出し、確定しています。
6月27日の小長井・大浦訴訟では、長崎地裁が開門請求を棄却する不当判決を出しました。
堀良一弁護士は「長崎地裁の判決は開門を後押しするものにならず、残念でしたが、2013年までに国が開門しなければならないことに変わりありません」と強調。
控訴してたたかい、「地域住民が『宝の海を取り返す』と夢を語れるくらいにしたい。有明海の再生を勝ち取ろう」と呼びかけました。
漁民らは「思いがけない判決に落ち込んだが、話を聞いて元気を取り戻した」「国を動かすのは容易ではないが、がんばりたい」などと決意をのべました。 |