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被爆した人すべてに手帳交付を
被爆地域拡大協議会が総会
長崎被爆地域拡大協議会(被拡協)は2日、定期総会を長崎市内で開きました。
峰松巳会長はあいさつで「国は原爆で被爆した人すべてに被爆者手帳を交付し、被爆者のすべての病気の治療に責任を負うべきだ」と訴えました。
総会には約50人が参加。長崎の被爆地域の問題を取り上げたルポルタージュ『歪められた同心円』の作家・大浦ふみ子氏が招かれ発言。
「近隣で亡くなる方にガンが多いことに気づき、作品を書くきっかけとなりました」と語り、「長崎には平和を望む土壌がある。その姿勢を大事にしていきたい」」とのべました。
参加者から「被爆者と認められない『被爆体験者』について知られていない。もっとアピールしてほしい」と発言がありました。 |