「しんぶん赤旗」2011/6/28
長崎被災協55周年のつどい 
「福島に心を寄せて」

  長崎原爆被災者協議会(長崎被災協)は25日、結成55周年のつどいを長崎市内で開きました。

 谷口稜曄会長(写真)はあいさつで、「今後も核兵器の廃絶を訴え、原爆被害の償いを国に求める運動を続けていきます」と約束しました。

 日本被団協の田中熙巳事務局長は、収束に至っていない福島第1原発事故にふれ、「福島の被ばく者に心を寄せて励ましをしていくことが大事です」と訴えました。

 濱谷正晴氏(一橋大学名誉教授)が記念講演「長崎被災協の被爆者たち〜出会いと群像」を行い、長崎被災協の歩みを振り返りました。

 日本共産党の仁比聡平氏が出席し、あいさつしました。