「しんぶん赤旗」2011/6/16
地域の特性を生かした町づくりを 
市民の会が学習会

 「くらしと地域を考える長崎市民の会」は12日、東日本大震災の経験をふまえた「都市づくり」の学習会を長崎市内で開き19人が参加しました。

 鮫島和夫氏(長崎住まい・まちづくりトラスト代表)は「東京のようにシステムが一極集中する都市は災害時に被害が大きくなる」と指摘しました。

 「市民の会」代表の吉田省三氏(長崎大学経済学部教授)は、市の行政改革審議会が出した「行財政改革への提言書」について「東日本大震災の教訓がまったく見られない」と批判しました。