「しんぶん赤旗」2011/6/1
諫早開門 待ったなし
 県庁前でパンフを配布

 「よみがえれ! 有明海訴訟」を支援する長崎の会は5月30日、長崎県庁前で宣伝行動をし、14人が参加しました。

 同訴訟は、国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防閉め切りにより漁業被害を受けたとして有明海沿岸の漁民らが堤防開門などを求めたものです。 昨年12月、福岡高裁で潮受け堤防排水門の開門を命じる判決が出ています。

 参加者は通勤の市民にパンフレットを手渡し、開門は安全にできると呼びかけました。

 岩井三樹さん(「よみがえれ! 有明海訴訟」を支援する全国の会事務局長)は「諫早湾で魚介類が獲れなくなり、漁民にとって開門は『待ったなし』です」と訴え、あくまで開門に反対する県の姿勢を批判しました。