長期で同時多発の原発事故 
人類初めての経験 戸田教授が指摘

 「ながさき資本論を読む会」は22日、長崎市内で原発問題学習講演会を開きました。

 長崎大学環境科学部の戸田清教授が講演しました。

 戸田教授は、スリーマイル島、チェルノブイリ、福島第1原発を「原発の3大事故」とのべ、「福島第1原発事故は長期化しており、同時多発的である、という2点において、人類初めての経験」と指摘。

 原爆被害と原発事故の違いを説明し、爆風や熱線などの目に見える被害がなく、放射線という目に見えない被害しかない原発事故の恐ろしさを訴えました。