「しんぶん赤旗」2011/5/18
暮らし応援ぜひ、憲法を生かせ
 県内キャラバン開始

  長崎県春闘共闘会議は16日、憲法キャラバンを始めました。

 初日には雲仙市、東彼杵郡川棚町、同東彼杵町の1市2町の自治体を訪問しました。

 キャラバンでは、事前に提出していた憲法を行政に生かす要請書を基に自治体の代表者らと懇談。平和行政の具体化や福祉・教育の分野で国の責任を後退させる「地域主権改革」への対応、東日本大震災を踏まえた防災計画の見直しなどについて憲法9条やh条に基づく自治体の対応を話し合いました。

 東彼杵町では、川添要介副町長と森隆志総務課長が応対しました(写真)。川添副町長は平和学習について、「原爆の日を教えることは、生きている者の責任です」と回答しました。

 東彼杵、川棚、波佐見の3町合併問題については「住民や各自治体との対話が必要です」とのべました。

 今回のキャラバンは対馬や新上五島など離島にも訪問する予定で各自治体と懇談していきます。