「しんぶん赤旗」2011/4/14
中小企業軸に経済振興 
長崎市長選討論 中田候補が主張

 長崎市長選(17日告示、24日投票)に向けて12日、「長崎市長選ローカルマニフェスト型公開討論会」(主催・長崎青年会議所)が開かれ、日本共産党公認の中田剛候補(新)を含む、候補3人が公約などを市民に訴えました。

 中田候補は「住民の福祉と暮らしを最優先する市政、災害に強い長崎市をめざす」とのべ、「地方切り捨ての政治を許さない」と訴えました。

 長崎「新幹線」反対の立場で、中小企業を軸とした地域経済の振興策を語りました。4年間の施策として、国保料や介護保険料・利用料の負担軽減を約束し、福祉充実の姿勢を示しました。

 また、旧香焼町など長崎市に合併した町の住民から「『合併して良かった』との声はまったくない」とのべ、「合併町の住民自身による『地域協議会』を設置する」と訴えました。