「しんぶん赤旗」2011/3/29
県庁移転より学校耐震 
赤嶺議員が堀江候補と訴え

 長崎市では27日、赤嶺政賢衆議院議員を迎え、堀江ひとみ県議と中田剛市長候補が訴えました。

 赤嶺議員は東日本大震災の被災地の惨状の説明と日本共産党の救援活動を紹介し、「政府はアメリカへの思いやり予算や政党助成金を被災地の復興支援に使うべきです」とのべ、県政・市政のムダ遣いもやめるよう訴えました。
 
 堀江県議は埋立地への県庁舎移転にふれ、「新築の県庁舎よりも県民の安全を優先させ、小中学校の耐震化を進めるべきです」と災害に強いまちづくりを提案しました。
 また、長崎「新幹線」についても、「1分間縮めるのに100億円かかるのであれば、その分だけ国保税を下げるべきです」と強調し、暮らしと福祉を充実させる政治をと呼びかけました。

 中田市長候補は、「市民は高い国保税負担に苦しんでいます。大型公共事業よりも市民の暮らしが優先される長崎市にします」と決意を述べました。