「しんぶん赤旗」2011/3/10
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国保税引き下げへ支出を 
長崎県に堀江県議 ムダな事業削れ

  長崎県議会の予算特別委員会で8日、日本共産党の堀江ひとみ県議が総括質疑を行い、国保税引き下げ問題について質問しました。

 堀江県議は党地方議員が行った住民アンケート結果から「国保税引き下げ」を求める声が51%と最も多かったことを示し、ムダな公共事業を削減し、長崎県独自の支出金創設を求めました。

 さらに、国保税が所得の10%を超える状況であることに言及。中村法道知事も「相当な負担」と認めましたが、長崎「新幹線」と県庁舎整備について、「必要な事業である」「国保制度は国が行うべき制度」と答弁しました。

 堀江県議は、長崎県の約2割が国保税滞納世帯であると指摘し、「県民の痛みに敏感な県政にしてほしい」と、県支出金創設を重ねて求めました。