「しんぶん赤旗」2011/2/10
税は暮らし守るために
 ダム・米軍基地 山下市議が語る 佐世保

 日本共産党北部地区委員会の早岐(はいき)支部は7日、佐世保市内で党を語るつどいを開き、35人が参加しました。

 つどいでは山下千秋市議を交え、現在の市政について語りました。

 山下市議は、市内に働く場がないことや国民健康保険税が高いなどの市民の暮らしに直結した問題を取り上げ、一方で米軍基地に税金が使われている実態を説明。「こういった間違った施策に対して地方自治体が声を上げるべきです」と語りました。

 川棚町で進められる石木ダム建設では、「市が水不足というのを建設理由にしていますが、それは事実に反します。市民の生活に必要な水源はすでにあります」とのべ、「暮らしを守ることに税金を使うべきです」と訴えました。

 石木ダム建設に関して、川棚町出身の参加者は、「町民は親から受け継いだ土地を必死で守ろうとしている。(県は)地権者の気持を考えてほしい」(70代の女性)と語りました。